平成の終わりに、明治を知ろう。

いのちのたび博物館で開催中の、冬の特別展
「世界遺産のまち 北九州と明治日本の産業革命遺産」
に行ってきました。(2019年2月11日まで開催中)
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今日足を運んだのは、関連イベントの
「ひびのとぶらっと」(学芸員による解説)が
あることを、登録しているメールマガジンで
知っていたからでした。

※「いのちのたび博物館メールマガジン」は、
同館のホームページから登録できます。(無料)

やっぱり、専門家の話を聞きながら見ると、
興味も湧きますし、あっという間に時間が過ぎます。
今回、学芸員の日比野氏は予定時間を延長して、
3階のテーマ館まで巡回して解説してくれました。
参加者は、歴史好きなシニアの方ばかりと思いきや、
大学生くらいの若い女性も混じっていました。

入ってすぐの所、1910(明治43)年に撮られた
八幡製鐵所の写真を引き伸ばした特大パネルは
とても高精細でインパクトがありました。
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写真中央の下の方、線路 (鹿児島本線)の
手前に写っている細長い黒い点、わかります?
実は、この子供の着物の丈までわかるほど詳細です。

昔の八幡の地図や写真パネルも展示されていて、
まだ製鉄所ができる前の八幡村(たぶん枝光付近)の
貴重な写真もありました。
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個人的にはとくに、HPの「やはたクロニクル」
書いたこともあって、安川敬一郎関連の展示物や
山本作兵衛の最大の炭鉱記録画などが興味深かったです。

今回の特別展の内容は、3つのテーマに分かれています。
◎第1部「鉄都・八幡の誕生」
◎第2部「石炭と鉄がつくった工業都市・北九州」
◎第3部「富岡製糸場―もう一つの「明治日本産業革命遺産」/官営工場―」
※常設展観覧料(大人は500円)で入場できます。
※特別展の特設HPはこちら→ https://tetto-yahata.jp/

今回のえだみつロコのレポートは
以上です。