Part1にひきつづき、市民センターでやる予定だった
「枝光北のキャッチコピーをつくろう!!」という
講座のために準備したコピーを紹介します。
前回の「キャッチコピーをつくるコツ」を
もういちど、しつこくおさらいしておきますと…
その1:なるべく短いことばで表現してみよう。
その2:わざと大げさにいって笑わせてみよう。
その3:具体的な人物や情景を想像させよう。
その4:いろんな人を演じて、セリフにしてみよう。
その5:問いかけたり、呼びかける文にしてみよう。
その6:正反対のことば・意外なことばを使ってみよう。
その7:同じことば・似ていることばを並べてみよう。
その8:「たとえ」やダジャレを考えてみよう。
コツをくどくど説明するよりも、“論より証拠”です。
見本があるほうがわかりやすいだろうと思い、
いろいろなコピーの切り口、パターンを考えてみました。
Part2では、写真を1つ選んでコピーをつけます。
大喜利の「写真でひとこと!」みたいな感じですね。
Part1のポスターに並べたのは、こんな写真でした。
もちろん、先にキャッチコピーをつくっておいて、
あとでコピーに合う写真を選ぶという手もあります。
ではまず、枝光北地区の風景を映した写真から。
枝光北のイメージといえば 、“坂のまち”なので、
“人生=坂道”のたとえを使って、大げさに表現しました。
まちを歩けば、いろんな風景やものに出会います。
“お年よりの多いまち”ならではの配慮がありました。
発見や驚きをキャッチコピーにする例として、
夜の港に浮かぶガントリークレーンを見てひとこと。
大河ドラマを見ない小学生向けには、
「麒麟」より「キリン」の方がよかったですね。
次は、地域の行事やお祭り、市民センターでの
さまざまな活動シーンの写真から。
参加者がいきいきと楽しんでいる雰囲気を、
いかに表現するかがポイントです。
では、たて続けにどうぞ。
「このまちをもっと好きになるコピー」という
今回のお題では、子どもからお年よりまで
ターゲット(訴求対象)の幅が広すぎるので、
世代ごとの「あるある」コピーをつくって、
手元にある写真と組み合わせてみました。
では最後に、オマケのコピーをもうひとつ。
写真ではなく枝光のシンボルマークを使った案です。
まちの歴史をネタにする切り口もあるので、
「枝光」の地名の由来をコピーにしました。
ちなみに、今回のすべてのポスターに入っている
「であい、ふれあい、ささえあい。」というタグラインは、
枝光北まちづくり協議会のスローガンである
「出会い、ふれあい、支えあいのまちづくり」をもとに、
表記をひらがなにひらいたものです。
三つの「あい」と、三つの「光る枝」が重なって、
うまくおさまったところで、今回はこれまで。