さようなら小鳩幼稚園。

約2年半ぶりの更新です。
小鳩幼稚園が閉園前に園舎を開放すると聞き、
これは撮影しておかねば!と思い、行ってきました。
29big

で、枝光ロコの「ロコレポ3」のコーナーにまとめてアップしておきました。
https://hp.yahalab.com/edaloco/locorepo/2023/top.htm

2023年3月、最後の卒園者数は7名だったそうで、
撮影に行ったときにもらった「閉園記念誌」によると
2008(平成20)年以降の枝光小学校区(=枝光三区)での
1年間の出生数は30人未満になっているそうです。

ちなみに今から約50年前、私たちが卒園した1971(昭和46)年の卒園者数は125名。
最も卒園者数が多かった年は1957(昭和32)年で、なんと250名でした。

あらためて数字をくらべると、えーっ!と驚いてしまいます。

 

枝光北のキャッチコピーをつくろう!!(Part2)

Part1にひきつづき、市民センターでやる予定だった
「枝光北のキャッチコピーをつくろう!!」という
講座のために準備したコピーを紹介します。

前回の「キャッチコピーをつくるコツ」を
もういちど、しつこくおさらいしておきますと…

その1:なるべく短いことばで表現してみよう。
その2:わざと大げさにいって笑わせてみよう。
その3:具体的な人物や情景を想像させよう。
その4:いろんな人を演じて、セリフにしてみよう。
その5:問いかけたり、呼びかける文にしてみよう。
その6:正反対のことば・意外なことばを使ってみよう。
その7:同じことば・似ていることばを並べてみよう。
その8:「たとえ」やダジャレを考えてみよう。

コツをくどくど説明するよりも、“論より証拠”です。
見本があるほうがわかりやすいだろうと思い、
いろいろなコピーの切り口、パターンを考えてみました。

Part2では、写真を1つ選んでコピーをつけます。
大喜利の「写真でひとこと!」みたいな感じですね。
Part1のポスターに並べたのは、こんな写真でした。

1catch1000

もちろん、先にキャッチコピーをつくっておいて、
あとでコピーに合う写真を選ぶという手もあります。

ではまず、枝光北地区の風景を映した写真から。

1bogenzaka
枝光北のイメージといえば 、“坂のまち”なので、
“人生=坂道”のたとえを使って、大げさに表現しました。

まちを歩けば、いろんな風景やものに出会います。
“お年よりの多いまち”ならではの配慮がありました。
2kaidan

発見や驚きをキャッチコピーにする例として、
夜の港に浮かぶガントリークレーンを見てひとこと。
3kirin

大河ドラマを見ない小学生向けには、
「麒麟」より「キリン」の方がよかったですね。

次は、地域の行事やお祭り、市民センターでの
さまざまな活動シーンの写真から。

参加者がいきいきと楽しんでいる雰囲気を、
いかに表現するかがポイントです。
では、たて続けにどうぞ。

4otomodachi

5somen

6seijin

7tanoshiku

8baza

9bogen46

10fude

「このまちをもっと好きになるコピー」という
今回のお題では、子どもからお年よりまで
ターゲット(訴求対象)の幅が広すぎるので、
世代ごとの「あるある」コピーをつくって、
手元にある写真と組み合わせてみました。

11umareta

12tomodachi

13koi

14yume

15otona

16ase

17odori

18ikitekita

では最後に、オマケのコピーをもうひとつ。
写真ではなく枝光のシンボルマークを使った案です。

まちの歴史をネタにする切り口もあるので、
「枝光」の地名の由来をコピーにしました。
19mittu

ちなみに、今回のすべてのポスターに入っている
であい、ふれあい、ささえあい。」というタグラインは、
枝光北まちづくり協議会のスローガンである
出会い、ふれあい、支えあいのまちづくり」をもとに、
表記をひらがなにひらいたものです。

三つの「あい」と、三つの「光る枝」が重なって、
うまくおさまったところで、今回はこれまで。

枝光さくら散歩 (part2)

前回は、枝光各所の桜を求めて、
くろがね線のトンネル横からスタートし
長尾公園、枝光小学校、枝光台中学校へと坂を上り、
ついに九国大付属前の正門付近に
たどり着いたところでした。

さて、その続きです。
ここから道なりに、荒手方面へと向かいます。
同級生の大坪君の実家の前を過ぎて
カーブを曲がった道路沿いにあるのがこの桜(17)。
s17

手元の「枝北わがまちマップ」(byまち協)には、
“荒手の一本桜”と書かれています。
緑の葉が目立つので、ソメイヨシノではなく山桜系かも。

さて、このあたりから荒手二丁目西公園を
遠目で見ると、咲いてる咲いてる(18)。
s18

私が小学生の頃(40年ほど前)には、このあたりに
“幽霊屋敷”と噂される廃墟の洋館があって、
友だちとこわごわ探検したのも懐かしい思い出。

さて、九国大付属のクラブハウス前の坂を上れば、
左手に庭園のあるお屋敷(黒田邸)があります。
道路から見下ろせるこの桜も見事なもの(19)。
遠くに見えるのは、例のごとく帆柱山です。
s19

さらに歩を進め、大谷・高峰方面へ曲がる道に入り
牧山展望公園へと向かいましょう。
えっ、そっちは戸畑区だって?まあいいじゃないですか。
眺めもいいし。なんて言ってるうちに見えてきました(20)。
s20

牧山展望公園には、その名の通り戸畑方面を一望できる
高台へ続く歩道があり、両側に桜が植えられています(21)。
土手の下は、いま歩いてきたばかりの道路です。
s21

戸畑と荒手の境界となるこの高台には、
戦時中に高射砲が据えられていたそうですが
今はもう、なんにも残っていません。

今日は何組かの家族やグループがお弁当を広げ
のんびりお花見をしていました。平和そのもの(22)。
s22

では道路に降りて、来た道とは反対の左へ。
ぐるっと回って荒手一丁目方面へと歩きましょう。

荒手もかなりの高台なので、向こう正面に
枝光台中や九国大付属高校の校舎が良く見えます(23)。
s23

わかります?(part1)で巡ってきた
枝光台中の桜の木々がふわふわと浮かんでいます。
遠くから眺めても、いい景色ですねぇ。

しばらくぼーっと休憩したら
荒手の上から下へ降りていきましょう。

その途中にあるのが荒手一丁目公園の桜。
花見客の邪魔にならないよう
道路下から仰角で撮ってみました(24)。
s24

焼き鳥屋「一貫」の前まで降りてきたら
左に曲がって、犬川公園(枝光四丁目東公園)へと
向かいましょう。

エメラルドタウン隣りの枝光四丁目中公園と
枝光四丁目東公園のあいだ(あー、ややこしい!
要するに、かつての珠算教室のあたり)にも
立派な桜が咲き誇っています(25)。
s25

では、懐かしい犬川公園(こっちの名前の方が
やっぱりしっくりきますね)の桜をパチリ(26)。
s26
小学生のころ、この公園でよく遊んだものです。
すべり台からこいでるブランコに向かって
タイヤを転がしてぶつかったら負けとか。
銀玉鉄砲を撃ちあったりとか、
ソフトボールに、あっかん、かん蹴り、
なかボール(ドッジボール的なやつ)も流行ったし、
公園の脇には、たこ焼き屋さんもありました。

ではもう一度、中公園とのあいだの桜を(27)。
なんだか振り返ってばっかりですが。

s27

犬川公園から堂山保育所の方へと
階段を上っていきましょう。

1978(昭和53)年に現在地に移転する前、
堂山保育所は西鉄電車の線路近く、
まるやす市場と脇園酒店の並びにありました。
いまのURの枝光団地やサンハイツに、
旭硝子の社宅が立ち並んでいた頃の話です。

その団地の敷地から見下ろした堂山保育所の桜(28)。
s28

下に降りて、バス通りの脇から
団地を見上げるとこんな感じです(29)。
s29

ここの桜も見事ですね。ズームを使って
画面いっぱいにすると、なかなかの迫力(30)。
s30

堂山保育所とくれば、次は幼稚園ですね。
近藤先生宅を左手に見あげ、42番のバス通りを
ゆるゆると上っていきましょう。

カーブを曲がるとありました!小鳩幼稚園の桜(31)。
もちろん私も卒園生のひとりです。きく組でした。
s31

しかし、まだまだ上りが続きます。
こうなればもう毒食わば皿まで。
のぼるなら枝光公園(金子公園)まで。

Part1で通った長尾橋の下をくぐって
バス通りを上っていきましょう。

ハアハア…。

やっと着きました枝光公園(32)。
s32

汗かいて上ってきたら、人影はなし。
広い公園なのに花見客はいないようです。
せっかくなので、もう一枚(33)。
s33

公園内の歩道を八幡ロイヤルホテル方面へと
下っていきます。かなり、足にきてます。
運動不足の身には、長い階段が、つ、つらい。

ロイヤルホテル裏の道路まで降りてくると、
ありました。桜。よかった。いいのがあって。
同級生のゴンジの実家あたりから
枝光公園下の桜を撮りました(34)。
s34

では、最後にもう一か所だけ。
ウチへ帰る途中の宮田公園にも寄ってみると、
奥の方に何本か咲いてました(35)。
s35

宮田公園の奥から桜の枝越しに、
新聞販売店の方を写したのがラストの一枚(36)。
s36

以上。
お疲れさまでした、俺。

36葉におよんだ枝光さくら散歩。
最後までおつきあいいただき、
ありがとうございました。

この後、お好み焼き「はるみ」で
空腹と長旅の疲れを癒しましたとさ。

枝光さくら散歩 (part1)

桜がちょうど見ごろの週末。というわけで
まち協が作った「枝北わがまちマップ」を手に
地域の桜の名所(?)をてくてく歩きました。

※以下、桜の写真ばかり36葉ほど続きます。
おヒマな方は、散歩するつもりでごゆっくりどうぞ。
すべて2016年の4月2日(土)に撮影したものです。

まずスタートは、ウチのすぐそば。
“くろがね線”のトンネル横の桜から(01)。
s01
みごとな懸崖桜です。トンネルの上には
近くの長尾公園(枝光三丁目公園)の桜も見えてますね。
では橋をわたって坂を上がってみましょう。

坂の途中で振り向いて、さっきの桜をパチリ(02)。
s02向こうに見えるのは、帆柱山。
スペースワールドも見えています。

さて、長尾公園まで上がってきました。
仲よくベンチに腰掛けてお花見してますね。(03)
s03

せっかくだし、別角度からの桜も欲しいところ。
おし。あのスベリ台(右端の黄色いやつ)の上から
撮ってみよう。

で、撮ったのがこれ。(04)
s04
さっきのベンチの老夫婦は、左の方に写ってます。

と、公園の前で同級生のチーコにばったり。
「ウチの桜キレイやろ?」と、笑かしてくれました。
長尾公園前の「楠田理容店」をよろしく。(笑)
楠田
さてと、おつぎは坂を上って枝光小学校へ。
この日はポカポカ陽気。しかも長ーい上り坂。
すでに汗がタラーっ。たまらず途中で
一枚脱いだのですが、んな話はどーでもいいすね。

で、枝光小学校の正門横の桜(05)。
s05

そして、桜ごしの枝光小学校の校舎です(06)。
s06

そのまま、枝光小の体育館の方へ道を進むと、
枝光台中の土手に植えられた昔ながらの桜が(07)。
s07

枝光地区で“桜の名所”といえば、
やはり、枝光台中学校は外せませんね。
その昔、1961年に枝光北中が開校してから、
当時のPTAや地域の方々の手によって
少しずつ植えられた桜だそうです。

そんな桜をみるべく、枝光小の方から
中学校のグラウンドへ上がる北門の階段の途中、
左側に見えてくる桜の景色(08)。
s08

そして階段を上りきると、枝光台中(もと枝光北中)の
グラウンドが、あの頃のまま広がっています(09)。
s09

ちょっとズームで拡大してみます(10)。
s10

九州国際大学が八幡大学だったころに、
大きな時計台があったのを覚えている人は?
「はーい。(^O^)/」
「てことは、かなりのお歳ですね」

右に目をやると、フェンスの向こうに
さっきの枝光小側の土手の桜が見えます(11)。
s11

ちょうど野球部の練習が終わったようです。
↓左の建物は、中学校の体育館。
桜並木の向こうの校舎は九国大付属高校です(12)。
s12

グラウンドの北側の縁に沿って進むと、
荒手方面の土手にも見事な桜があります。
下の写真は、さらに校舎へ上がる階段の途中で
ふり返って撮影したもの(13)。
s13

私たちの頃は、こんなシャレた
バスケットゴールなんかなかったなぁ。
あったのは、確か低鉄棒だったかな。

ではバレー部が練習してる体育館の横を抜け、
正門の方へ向かって上がっていきましょう(14)。
s14

正門から続くこのダッシュ坂は、
枝光北中の頃と変わっていませんね。
もちろん桜のトンネルも(15)。
s15

ダッシュ坂から桜の枝越しに
体育館を見下ろしてみます(16)。
s16

ふう。ここまでずーっと上りばっかりで
汗をかきましたが、木陰で立ち止まれば
春風が吹きぬけるたび汗が冷えて涼しい。

さて、ここまでで、まだ16葉。
残りの20葉は、また時間があるときに追加します。

<枝光さくら散歩 part2へ>

ほーら、ホラーでしょ?

t17ホラー映画の悪夢のように、植物に襲われた住宅。
入口の階段まで蔦(ツタ)に覆われているところを見ると、
人の出入りも絶えているようで、
もしかすると住人たちはすでに植物によって…。

次の獲物を狙うかのように、
電線へと伸びていく姿もなんだか不気味。

t18不気味といえば、こちら。
劣化してしまい、何も写らなくなったカーブミラー。
出会いがしらの事故も怖いけど、もっと恐ろしいのは
夜中になると、このミラーに何かが写るとか…。

その証拠にほら、「キャ~ッ!」と叫び続ける女の子が
左下に写っています。笑

子どもの小さな一歩が…

t15子どもには、公園の切り株の穴さえ“異界への入口”。
そんな豊かなイマジネーションが、遊びの原動力です。

t16こちらは1970年代半ばに犬川公園に設置された「アポロ」。
人類初の月面着陸に成功したアポロ宇宙船を模した遊具で、
当時は小学生の男子に大人気でした。
テレビで見たアームストロング船長のような動きをまねて、
下の砂場にゆっくりと降り立ったものです。笑t16bこうして見比べてみても、よくできた遊具ですね。
今でもアポロに乗って「人類にとっての大きな一歩ごっこ」をして遊んでいる子どもはいるのかな?

枝か鉄柱か、それが問題だ。

t13
製鐵所ゆかりの街とはいえ、なにも鉄柱で羽化しなくても。
「やべッ、つかまる枝がない。枝光なのに。」
と、焦って羽化したのか、
「細い枝なんかよりも、安定してていいね」
と、あえてこっちを選んだのか。
アゲハの抜け殻に聞いたところで、なしのつぶてです。

t14

「昔はよく小学生につかまって、もてあそばれたけど、
このごろは虫嫌いの子が増えて、
子どもの方から逃げていくことの方が多いよ。
ま、それはそれで、さみしいけどね」
(カナヘビ談)

オレンジ色の物体X

t11こちらの幹には、周囲に謎の物体がびっしりと着いています。
扇状のキノコのように見えますが、派手なオレンジ色です。
観賞用?食用?自然発生的なもの?
路上観察をしていると、いろんな謎に遭遇します。

気になって調べてみたら、
どうやら「ヒイロタケ(緋色茸)」のようです。
t11b

電柱の刈り跡

t09いまではすっかりコンクリート製に押されて、
苗から電柱を育てる地区はめっきり減ってしまいましたが、
枝光地区は、古くから電信柱の名産地として知られています。
ウソです。
t10電柱ではなくて、赤エンピツの産地だったかな。笑

ともあれ、枝光が文教地区だというのはホント。
坂道を上っていくにつれて下から順に、
堂山保育所→小鳩幼稚園→
枝光小学校→枝光台中学校→
九州国際大学付属高校(昔は八幡大学)と、
順序よく建っています。