このところ秋のイベント続き。
10月31日(土)は、枝光台中学校の
文化発表会を観てきました。
体育館のステージ部門では、
筑前琵琶の早鞆旭会による『平家琵琶』、
生徒は1年生が合唱、2年生は器楽演奏、
3年生は各クラスが演劇を披露。
では、2年生による器楽演奏から
『Shake it off』の一部(約40秒)をどうぞ。
他にも音楽部や図書部の発表、英語スピーチなど、
バラエティ豊かな演目があって、観客としては
飽きることなく楽しむことができました。
(個人的には、図書部の寸劇が面白かった!)
一方、多目的ホールには生徒作品がずらり。
国語科、英語科、技術・家庭科、美術科、
総合学習などの授業でつくった作品のほか、
図書部による本の紹介ポスターや
美術部が制作した作品が展示されていました。
体育館前や玄関ホール、和室では
学校行事をサポートするPTAの方々や
ボランティアグループ「おやじの会」が
今年もバザーを開店。肌寒くなってきた折、
あったかいコーヒーやアツアツの
石焼きイモ(毎年大好評!)が
実にありがたかったです。
主役はもちろん生徒たちですが、
指導される先生方のご苦労や
温かく見守る保護者の愛情を思うのは
歳をとった証拠ですかね。笑
ま、どんなにいい歳をしたオトナにも、
中学生だったころがあるわけで。
楽しんでいる生徒たちを見ていると、
いい思い出になるだろうなぁと思います。
昨年までは3年全体で1つの劇でしたが、
今回は3年の各クラスがやってくれたのが
うれしかったです。
というのも、私が枝北中の
生徒だったころは(1980年卒の18期生)
毎年、1年から3年生までの全クラスが
演劇に挑戦していたからです。
当時の中学生たちの言葉を引用すると...
◆初めは出るつもりは全然なかったんだが、
みんなにはやされて
とうとう出ることになってしまった。
だけど、本当は少し出てみたかった。
◆劇をみてる時は、
「こりゃあ2組が勝ったな」と思っていた。
でも全部見終えると、
「うーん、こりゃ1位があぶないなあと思った。
結果を聞いてみると、なんと1位どころか
3位までにも入っていなかった。
◆いよいよ、私の番だ。
幕が上がり、拍手がおこる。
私の目はどこかを見ている。
しかし、それがどこだかわからない。
私のセリフと思ったら、私はもう
反射的に 立ってセリフを言っていた。
この30分間は長く長く続き、
宙に浮いているようだった。
(※当時の枝光北中の学校生活を、
復元した<記憶のなかの中学生活>より)
かつて中学生だった親と同じように、
きっと、いまの子どもたちも
ドキドキしていたことでしょう。
学習発表会のエンディングでは、
練習風景の記録写真をまとめた動画が
上映され、ジーンときてしまいました。
なんか“青春の1ページ”って感じで、
泣かされてしまいました。笑
その感動のエンディング・ムービーより
3年生の練習風景の断片をどうぞ。
うっ、またやられた。